設定漏洩2
設定漏洩2
「高設定の台打ちたいな~」
「今日はイベントだから○○に設定が入っている気がする・・・」
「あの台は設定1だな」
「この台の動きは高設定くさいな!」
・・・
スロットを打つ人間の誰もが頭を悩ませ、希望に胸を膨らませ、時に裏切られ(笑)
夢中になっていたあの頃(4号機)!
懐かしい・・・
と、栄光?を振り返るのはここまでとして(すいません)
パチンコ業界関係者の皆様はご存じのことだと思いますが、
数か月前
『スロットの設定漏洩で特別背任容疑』
のニュースがありました。
2006年?
・・・
4号機の頃か!
損害1400万円!!!!!(甚大な損害!)
特別背任罪を適用か・・・
長い期間を費やし、やっとたどり着いた逮捕劇・・・
今回の事例は告訴から逮捕まで1年近くも経過しました。
事情聴取やら証拠集め、そしてデータやその他の従業員管理から、並々ならない苦労あった事でしょう。だが、諦めなかった!
そうなのです!
この業界における不正行為(犯罪)を『逮捕、立件』しようとしたら、相当な苦労を要します。(証明の難しさと社会認識の低さ等々)
それに対し、最も必要なのは『絶対許さないという強い意志!』・・・だとワタクシは思います。
今からも長い時間が必要な『裁判』が待っています。救いなのは、打ち子1名以外は皆犯行を認めているということです。
業界にとって良い判例(犯罪だという認識)となることを切に願うと共に、当事者である企業、オーナー様に敬意を払いたいと思います。
また、
4号機に限らず5号機においても、この問題(漏洩)は後を絶ちません・・・
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、
昨年、
『2008年11月~2009年5月までの7カ月に及び、総額3,000万円以上の利益を得た?』
というニュースがありました。
容疑者は店舗マネージャーと打ち子2名。
・・・
『7ヶ月で3,000万円』ですよ!!
一カ月で、約420万円 1日で、14万円(判明しているだけの数字で)
・・・ 言葉を失ってしまいます。
一般のお客様が被害を被っていた・・・ なんてこと明らかになった場合、すべてのお客様が『出来レースかよ…そんなお店で遊びたくない!』
・・・と、
感じ、お店に対して強い嫌悪感が生まれることでしょう・・・
なぜ、数ヶ月前の事例を今さら述べるのかと言いますと、
最近のスロット機!
少し盛り返してきている感があります。
(個人的にも、少し打つようになってきました)
現状、設定次第では、万枚が出るような遊技機は存在しており、これからどんどん設定に大きく左右される台が増えてくることでしょう。
つまり、
当然ながら、設定漏洩の危険は増え、当然、設定管理は厳重に行う必要があります。
何か少しでも気になる事がございましたら、ワタクシ共へご相談して頂きたく思います。
このような暗いニュースが無くなる事と共に、純粋にスロットを楽しめることを願い、終わりとさせて頂きます。
2010-06-01