更なる猛威となる予兆!

更なる猛威となる予兆!

近年被害を拡大させている≪不正サブ制御ロム≫ですが、ここにきて、更なる猛威となる予兆がございますので、取り急ぎご連絡申し上げます。

以前から弊社担当者よりお伝えしておりますとおり、≪不正サブ制御ロム≫とは、

●『プログラムのみ』を改ざんするゴト
●『サブ制御ロム自体は正規品』(プログラムだけが不正)というゴト

ですので、正否判断には【プログラム検査】が必要です。

もちろん弊社では各種【プログラム検査機】を準備し、正否判別可能でございますが、近年のサブ基板には『かしめ』が存在するため、弊社判断では、かしめを壊しサブ制御ロムを取り出してのプログラム検査がおこなえません。

ゆえに、二次的対応としまして、

①『かしめ』を不正突破する際に残る可能性のあるキズ痕のチェック
②不審な遊技台データ

などを照合し、不正の可能性が高い台を【プラグラム検査】するという方法を推奨しておりました。

ですが、ここにきまして
①『かしめ』破壊の痕跡がまったく見当たらない≪不正サブ制御ロム≫
が摘出されました。

「かしめが完全に突破された」といえる“初の事例”になります。

いよいよ【プログラム検査】の重要性が増しているわけですが、取り急ぎ、

★当該事例におけるゴト師(打ち子)の挙動
を(GTニュースNo.1738)まとめさせていただきましたので、ゴト師発見のお役に立てていただけたらと存じます。

また、データのおかしい台などございましたら、弊社にてプログラム検査が可能ですので、お気軽にお申し付けください。

弊社としましては、今回の事例を“緊急事態”と捉え、各メーカーに「サブ基板の『かしめ強化』(破壊痕が必ず残る)」など、抜本的な対応を促してまいる所存でございます。

進捗があり次第、お伝えしてまいりますので、いましばらくお待ちくださいませ。

                                                                                                                                                
                  

2015-03-02 業界コラム 「リスクマネジメント」と「ホスピタリティマネジメント」
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