不正のやりづらい店舗に共通すること

不正のやりづらい店舗に共通すること

不正のやりづらい店舗に共通することを、私は最近改めて感じました。今回はそのことについてお伝えします。

私共では、定期的にクライアントの店舗様に赴き遊技台の点検等を実施しておりますが、そこで不正品の摘出や不正痕跡を発見することがしばしばあります。
 
特に最近では、ART機を狙った≪ARTセルゴト≫の痕跡!
                        

弊社ホームページにも、筐体側面やランプカバーに付いたセル痕跡画像など、いくつも痕跡画像掲載しておりますが、本当によくよく見なければ分からないほどの微細なキズの場合もあります。

また、ART機を狙ったセルゴト事案は、データ異常が出ないため、その被害に気付けていないケース(店舗様)も少なくありません。
       
セル痕跡が発見されれば、そのことを私共は当然ながら店舗様にご報告し、被害日や被害状況の詳細について調査をお願いしたりもするわけですが・・・
                              

その報告時の、「役職者・スタッフの方の反応」が、今回私がお伝えしたいところです。

                        

概ね対応してくださる役職者・スタッフの皆様は、
「ホントですか!!?」「どこですか?」

と表情を強ばらせ、遊技台を確認したり、データ(差枚)などを確認されますが、
                          
一通りの調査をし終えた後のところに、                          
私は不正のやりづらい店舗であるかどうかのバロメーターポイントがある
と考えております。

                     

”悔しい”
”自分の担当島で!”
”俺の店で!”
”次はとっ捕まえてやる!”

このような感情があるか、芽生えているのかに、私は注目しております。

            

悔しいという感情が本物であるならば、必ず行動に実行されます。

空き巣被害・・・
悔しい、腹が立つ!・・・ その感情が防犯カメラの設置や照明器具の設置に

飲酒運転が原因の死亡事故・・・
悔しい、無念、なんで・・・ その感情が嘆願・厳罰化に

                    

全ては、”悔しい”などの感情から、やりづらい環境は構築されているのです。

パチンコ店における不正のやりづらい環境構築も同様です。
             

店舗長がその感情を抱き、次は絶対にやらせない!と行動に移せている店舗は、その店舗長の意識・行動に連れられるようにスタッフへもその意識・行動が伝染しています。

 
自分の働く店(家)に来る不正者を許さない!
          

この感情を大切に全体で共有することが、大前提として非常に重要なものであると私は考えます。

                    

2013-08-31 より一層求められるリスクマネジメント 入社し感じること
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