個人情報の保護と有効活用
個人情報の保護と有効活用
2005年4月1日 [個人情報保護法]が全面施行された。
その後も、情報化の急激な進展により、個人情報の漏洩事件は相次いでおきております。
皆さまの記憶に新しいものでは、過去最悪の漏洩件数となったソニーの個人情報流出事件あげられるでしょう。
PSN全利用者のおよそ7,700万人と、子会社を併せるとソニーグループ全体で1億件以上の流出となりました。
こういった個人情報の流出、
事件後に必ず、騒がれるのが”個人情報の保護”に関して…
・「パスワードは質の良い(英数字8ケタ)ものを6カ月に1回変更」
・「個人情報はカギのかかる場所で保管、管理し、使用後はシュレッダーで廃棄」
などなど…
様々な事例に応じてその都度見直され、対応や対策が企業ごとに講じられてきていることでしょう。
しかし、その反面、社内での理解が徹底されていないことにより非効率な出来事も発生しております。
例えば
大震災後の復興支援もその一つと言えるでしょう。
震災後、個人情報の過剰な反応により、現場が萎縮してしまい災害時要援護者の情報共有が進まず、対応に遅れが生じてしまっていたようです。
【個人情報の活用とは?】
勿論、
個人情報の使い方を間違えると、当本人に迷惑をかけたり、ときには犯罪行為となってしまいます。
しかし、
個人情報とは、必要に応じて保護と活用を両立させなければならないものです。
保護法の中にも、活用(第三者への提供)に関して例外事項が記載されており、この活用の両立により多額な被害を未遂で防げる場合も出てくるのです。
実はこの度、皆さまからのご要望もありました、ゴト師の顔写真や車両ナンバーをデータベース化し、WEB上で検索が行えるようリニューアルをかけております。
現在、顔写真の修整(個人を特定できない範囲で修正)をかけている段階ですが、皆さまからご提供いただいた情報を最大限有効活用し、ゴトのやりづらい環境を、地域から県、そして全国へつなげて行きたいと考えております。
今後も、1の情報を集めて10にし、より正確に有効提供できるよう社員一丸となり取り組んで参ります。
GT-WEBが情報の宝庫として、さらに閲覧していただけるために…
改めて、環境が整い次第、担当よりご案内させていただきます。
2011-08-23